新潟県

新潟県の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

新潟 観光ガイド

新潟県の観光・旅行 Info

新潟県は、自然の豊かさ、歴史ある街並み、温泉、海の幸・山の幸がそろう魅力的な地域です。日本海に面し、四季折々の風景を楽しめる新潟県で、特におすすめの観光スポットをご紹介いたします。

越後湯沢温泉

雪国の風情と温泉の恵み

越後湯沢温泉は、川端康成の小説『雪国』の舞台としても有名な温泉地です。冬はスキー客、夏は避暑地として多くの観光客が訪れます。

見どころ

・越後湯沢駅構内にある「ぽんしゅ館」では、県内各地の日本酒の利き酒が楽しめます。
・「雪国館」では、川端康成や雪国の暮らしに関する展示を見学できます。

佐渡島

歴史と自然が調和する離島

佐渡島は、本州から離れた離島で、歴史的な遺構と手つかずの自然が魅力です。金山やトキの保護活動でも知られています。

見どころ

・「佐渡金山」では、江戸時代からの金採掘の歴史を体感できます。
・「トキの森公園」では、日本の特別天然記念物・トキを間近で観察可能です。
・夏には美しい海水浴場やダイビングスポットも豊富です。

上越市・高田城址公園

桜の名所として知られる歴史的スポット

高田城址公園は、春になると約4000本の桜が咲き誇り、「日本三大夜桜」のひとつとして有名です。

見どころ

・「高田城三重櫓」は復元された城郭で、公園のシンボルです。
・桜の時期には夜間ライトアップが行われ、幻想的な景色が広がります。

長岡市・長岡花火大会

日本三大花火大会のひとつ

長岡花火大会は、毎年8月に信濃川河川敷で開催される大規模な花火大会です。戦後の復興を祈念して始まったもので、県民にとって特別な存在です。

見どころ

・「フェニックス花火」は、音楽とともに夜空を彩る圧巻の花火演出。
・有料観覧席からの観賞もおすすめです。

弥彦村・弥彦神社

越後国一宮としての格式

弥彦神社は、越後地方の総鎮守であり、県内屈指のパワースポットです。周囲の自然と融合した厳かな雰囲気が魅力です。

見どころ

・「弥彦山ロープウェイ」で山頂へ登ると、日本海を一望できます。
・「弥彦温泉街」も近く、参拝後のひとときに最適です。

南魚沼市・八海山

信仰と登山の名峰

八海山は、古くから信仰の対象とされてきた霊峰であり、登山や紅葉狩りのスポットとしても知られています。

見どころ

・「八海山ロープウェイ」からは、広大な越後の山々を一望できます。
・酒蔵「八海醸造」も有名で、日本酒好きに人気の観光地です。

新潟県のグルメガイド

新潟県は、日本有数の米どころとして知られ、豊かな自然の中で育まれた農産物や海産物を活かした料理が豊富に揃っています。ここでは、新潟県を訪れた際にぜひ味わいたい名産品やローカルフード、立ち寄りたいレストラン、そして旅の思い出にぴったりのお土産をご紹介いたします。

新潟の代表的な名産品

魚沼産コシヒカリ

魚沼産コシヒカリは、新潟が誇る日本最高品質のブランド米です。甘み・粘り・香りの三拍子が揃い、全国的にも高い人気を誇ります。旅先ではぜひ現地で炊きたてを味わってください。

新潟清酒

県内には90以上の酒蔵が存在し、「淡麗辛口」と評される上質な日本酒が多く醸されています。八海山、久保田、〆張鶴、越乃寒梅など、全国に名を馳せる銘柄が揃います。

笹団子

笹団子は、新潟県の定番の和菓子。よもぎを練り込んだ餅でこしあんを包み、笹の葉で巻いて蒸し上げます。香り豊かで日持ちもよく、お土産にもぴったりです。

のっぺ汁

のっぺは、里芋を中心とした煮物で、新潟の家庭で古くから親しまれている郷土料理。冠婚葬祭など特別な日に欠かせない一品です。

人気のローカルフード

へぎそば

へぎそばは、布海苔(ふのり)という海藻をつなぎに使ったコシの強いそば。木の「へぎ(片木)」と呼ばれる器に美しく盛りつけられるのが特徴です。

タレかつ丼

新潟のタレかつ丼は、甘辛い醤油ダレにくぐらせた薄めのとんかつを白飯にのせたシンプルながら奥深い味わいのご当地丼です。

イタリアン(みかづき)

みかづきは新潟市発祥のファストフード店で、ミートソースをかけた焼きそば「イタリアン」が名物。地元民に長く親しまれているB級グルメです。

おすすめのレストラン

割烹 新多久(長岡市)

伝統的な和食が楽しめる名店。長岡名物「鯉の甘煮」や地酒とともに味わう旬の食材を使った会席料理が人気です。

越後十日町 小嶋屋(十日町市)

へぎそばの老舗。コシのあるそばを木製の器に盛りつけ、美しく提供してくれます。サイドメニューも豊富です。

弁慶ピアBandai店(新潟市)

回転寿司ながら高品質なネタが揃う人気店。日本海直送の新鮮なネタを使った寿司がリーズナブルに楽しめます。

とんかつ政ちゃん(新潟市)

タレかつ丼の元祖といわれる名店。薄くてサクサクのとんかつと甘辛ダレが食欲をそそります。

おすすめのお土産

新潟せんべい

新潟は米どころだけあり、せんべいの種類も豊富です。特に「瑞花」や「越乃雪本舗大和屋」などの高級煎餅は贈答用にも最適です。

日本酒のミニボトルセット

観光施設「ぽんしゅ館」では、新潟全域の銘酒を少しずつ楽しめるミニボトルセットが人気。旅の思い出とともに持ち帰れます。

柿の種(浪花屋製菓)

柿の種の元祖とされる「浪花屋製菓」の製品は、地元民にも観光客にも定番。ピリ辛味とピーナッツの組み合わせが癖になります。

雪室コーヒー

雪室(ゆきむろ)と呼ばれる雪の冷気で熟成させたコーヒー豆を使った、まろやかで香り高いコーヒー。おしゃれなお土産として女性にも人気です。

新潟県の季節の祭り・イベント

新潟県は、四季折々の自然と深い歴史文化に育まれた風土を反映した、魅力的な祭りやイベントが数多く開催されます。豪快な花火大会から伝統的な神事、雪を活かした冬のイベントまで、訪れる季節によってさまざまな楽しみ方ができるのが大きな魅力です。

夏の代表的な祭り・イベント

長岡まつり大花火大会(長岡市)

開催時期:8月2日・3日(毎年)

日本三大花火大会のひとつに数えられる長岡花火は、慰霊と復興の想いを込めて開催される壮大なイベントです。「フェニックス」「正三尺玉」「ナイアガラ」など圧巻のスケールで夜空を彩ります。

新潟まつり(新潟市)

開催時期:8月上旬

新潟まつりは、住吉祭・川開き・商工祭が一体となった市民参加型の総合祭りです。「大民謡流し」や「花火大会」、「住吉行列」など見どころ満載です。

越後三大花火(柏崎・片貝・長岡)

柏崎花火大会(7月下旬)、片貝まつり花火大会(9月9日・10日)は、いずれもスケールの大きさが特徴で、中でも片貝の「世界一の四尺玉」は圧巻です。

春・秋の伝統行事と文化イベント

弥彦菊まつり(弥彦村)

開催時期:11月1日〜24日

弥彦神社で開催される国内有数の菊花展。丹精込めて育てられた美しい菊の花々が神社境内を彩り、静かな秋のひとときを華やかに演出します。

高田城百万人観桜会(上越市)

開催時期:4月上旬〜中旬

高田公園で行われる日本三大夜桜の一つ。約4,000本の桜がライトアップされる様子は幻想的で、全国から花見客が訪れます。

新潟食の陣(新潟市)

開催時期:2月(冬陣)、その他季節ごとに開催

新潟の食文化を楽しめる大規模なグルメイベント。日本海の海の幸、郷土料理、日本酒などが一堂に会します。

冬のイベント・雪国ならではの体験

十日町雪まつり(十日町市)

開催時期:2月中旬

日本最古の雪まつりのひとつで、大型の雪像や幻想的な雪の舞台でのショーが魅力。雪とアートの融合を体感できるイベントです。

津南雪まつり(津南町)

開催時期:3月上旬

雪灯籠やスノーランタンが辺り一面を照らす幻想的な夜が楽しめるほか、気球体験などのアクティビティも充実しています。

越後湯沢・雪国館の「雪灯り」

雪国の風情を感じる幻想的なイベント。ロウソクの灯りが雪の白さと調和し、静寂と美しさが広がります。

特徴的な文化・風習

三条市・三条鍛冶道場

ものづくりのまち三条では、鍛冶の技術を今も体験できるスポットがあり、包丁やナイフ作り体験ができます。

小千谷の錦鯉文化

世界的にも評価される観賞用錦鯉の発祥地として知られ、多くの愛好家が訪れます。「小千谷錦鯉の里」では、鯉の美しさを間近で見ることができます。

雪国特有の「かまくら」「雪下ろし」体験

中越・上越地方では雪と共存する暮らしを体験できる地域もあり、雪下ろし・かまくら作り体験や、雪室(ゆきむろ)見学も人気です。

新潟県の気温・天候

新潟県は日本海側に位置し、海洋性気候の影響を強く受ける地域です。日本海に面するため、冬は積雪が多く、夏は湿度が高くなる傾向があります。山間部と平野部、内陸部と海沿いで気候の差もあり、四季ごとの風景や観光スタイルも異なります。

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春(3月〜5月)

気温と気候の特徴

新潟の春は、3月上旬まではまだ寒さが残り、平野部でも雪が降ることがあります。4月になるとようやく気温が安定し、桜の開花を迎えます。5月には一気に暖かくなり、日中は20℃を超える日も増えます。

平均気温
特徴

雪解けとともに桜が咲き、新潟各地で花見イベントが開催されます。また、山菜採りや春の味覚も楽しめる季節です。

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梅雨(6月〜7月中旬)

気温と湿度の特徴

梅雨の時期は全国同様、湿度が高く、曇りや雨の日が多くなります。気温は上昇しますが、雨の影響で体感的にはやや涼しいこともあります。海風の影響も受け、山間部よりも沿岸部の方が比較的涼しい傾向です。

平均気温
特徴

雨量が増えるため、土砂災害や河川の増水に注意が必要です。一方で、水田の美しい風景が見られる時期でもあります。

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夏(7月中旬〜9月)

気温と暑さの特徴

新潟の夏は、日本海側特有の高温多湿が特徴です。フェーン現象が起こると、一気に気温が35℃を超える猛暑日もあります。ただし、夜は比較的涼しい日もあり、内陸部よりも海沿いは過ごしやすいです。

平均気温
特徴

新潟まつりや長岡花火大会などの大規模な夏祭りが開催され、観光には最適です。海水浴も人気のアクティビティです。

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秋(10月〜11月)

気温と紅葉の特徴

新潟の秋は、比較的短いですが、美しい紅葉と秋の味覚が楽しめます。10月はまだ暖かさが残りますが、11月に入ると急に寒くなり、山間部では初雪を迎えることもあります。

平均気温
特徴

魚沼産コシヒカリをはじめとする新米の季節で、グルメ旅にもぴったり。紅葉狩りスポットも多く、温泉と合わせて楽しめます。

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冬(12月〜2月)

気温と積雪の特徴

新潟県は日本有数の豪雪地帯であり、特に上越・中越・山間部では毎年大量の雪が降ります。気温は低く、日本海側からの季節風の影響で雪が断続的に降り続くことが多いです。平野部(新潟市など)でも数十センチの積雪があります。

平均気温
特徴

スキー・スノーボード・雪まつりなど、ウィンタースポーツと冬イベントが盛んです。雪道運転や交通機関の遅延には注意が必要です。

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新潟県の気象の特徴

雨と湿度

新潟県は通年を通して湿度が高めで、特に梅雨時期と冬の雪解け時期には雨量が多くなります。梅雨明け後は高温多湿となるため、熱中症対策が必要です。

台風

新潟県は台風の直撃が少ない地域ですが、接近によってフェーン現象が発生し、気温が急上昇することがあります。また、風雨の影響はあるため、旅の計画時は天気予報の確認が重要です。

新潟県へのアクセス

鉄道を利用したアクセス

東京方面から(上越新幹線)

最も一般的かつ速いアクセス手段が上越新幹線です。

所要時間と主要ルート

関西・中京方面から(特急・北陸新幹線)

北陸新幹線で上越妙高駅を経由するルートが便利です。

例:名古屋・大阪方面から

東北方面から

東北新幹線からの接続や、新潟県内を走るローカル線でのアクセスも可能です。

例:
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自動車でのアクセス

高速道路網が充実

新潟県は関越自動車道・北陸自動車道・磐越自動車道が交差する地点にあり、車でのアクセスも快適です。

東京方面から
名古屋・大阪方面から
東北方面から
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飛行機でのアクセス

新潟空港の活用

新潟市にある新潟空港は、国内外の航空便が発着しています。空港から新潟市中心部まではバスで約25分です。

主要路線(2025年現在)
国際線(期間限定・一部運休あり)
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高速バスでのアクセス

東京・関東方面からの便が豊富

夜行バスや昼行便が東京・池袋・新宿・大宮などから頻繁に運行されています。

主要区間の所要時間
利便性

鉄道よりも安価に移動できるため、学生や長期旅行者にも人気の手段です。

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新潟県内の移動手段

鉄道

新潟県内はJR信越本線・白新線・越後線・上越線などが走っており、県内の都市間移動に便利です。

路線バス・観光バス

新潟市、長岡市、上越市など主要都市にはバス路線が発達しています。また、観光地を巡るバスも多く、佐渡汽船ターミナルや弥彦神社などへアクセス可能です。

レンタカー

公共交通が不便なエリアではレンタカーの利用が便利です。特に山間部や温泉地、農村エリアを巡る場合にはおすすめです。

新潟県の移動手段

新潟県は広大な面積を持ち、地域によって移動の利便性が異なります。新潟市などの都市部では公共交通機関が発達しており、地方部ではレンタカーが便利な選択肢です。また、海に囲まれた地形から、離島へのアクセスにはフェリーも活躍します。

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鉄道での移動

JR各線と新幹線の利用

新潟県内には多数のJR路線が整備されており、都市間移動に便利です。

主要な路線
利用のコツ

新幹線区間以外は列車本数が少ない区間もあるため、時刻表の事前確認が重要です。

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路線バス・観光バス

新潟市周辺の路線バス

新潟交通を中心に、市内路線バスが細かく運行されています。

利用しやすい路線

観光地周辺の路線バス

弥彦神社・越後湯沢・十日町・佐渡汽船などを結ぶ路線もあり、観光ルートに合わせて便利に利用できます。

おすすめの観光バス
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レンタカーの利用

地方部・温泉地の移動に便利

山間部や海沿いの観光地では公共交通が少ないため、レンタカーが便利です。

レンタカー営業所がある主な駅

四季折々のドライブが楽しめる新潟県では、田園風景や棚田、海岸線などを自由にめぐるのに最適です。

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タクシー・ライドシェア

都市部・駅前での利用

新潟市や長岡市などの都市部では、駅や主要施設前にタクシー乗り場があります。

利用のポイント

地方では流しのタクシーが少ないため、事前の電話予約または宿泊施設での手配が安心です。

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フェリー・船舶

佐渡島へのアクセス

新潟港・直江津港・寺泊港から、佐渡汽船のフェリー・ジェットフォイルが運航されています。

主な航路と所要時間

佐渡島内では、路線バス・レンタカー・観光タクシーの利用が便利です。

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移動に便利な交通ICカードとパス

Suica・ICOCAなど

新潟市周辺のJR路線や一部のバスでは交通系ICカード(Suicaなど)が利用できますが、地方路線や観光バスでは使えない場合もあります。

観光パス

地域限定のフリーパスや観光周遊チケットも発行されています。

例:

新潟県の観光コース

新潟県を観光する際は、地域ごとに特色のある観光地を効率よく巡るのがポイントです。ここでは新潟市周辺・佐渡島・上越エリア・越後湯沢・十日町エリアの観光コースを、1泊または日帰り旅行を想定してご紹介します。

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1. 新潟市と港町文化を巡るコース

所要時間:日帰り〜1泊2日

コース概要

見どころ:

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2. 佐渡島で自然と文化を満喫するコース

所要時間:1泊2日〜2泊3日

コース概要

見どころ:

補足:ジェットフォイルを利用すれば新潟市から1時間で佐渡島へアクセス可能です。

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3. 上越・糸魚川エリアの歴史と自然を味わうコース

所要時間:1泊2日

コース概要

見どころ:

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4. 越後湯沢・南魚沼で温泉とグルメ満喫コース

所要時間:1泊2日

コース概要

見どころ:

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5. 十日町・津南の自然とアートを感じるコース

所要時間:1泊2日(大地の芸術祭関連)

コース概要

見どころ:

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新潟周辺エリアの延長観光プラン

妙高高原・赤倉温泉(長野県境)

四季折々の風景が美しく、冬はスキー、夏は避暑、秋は紅葉が魅力です。

会津・山形方面との連携観光

磐越西線で会津若松、羽越本線で山形・庄内方面と接続しやすく、広域観光も可能です。

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