黒いちじくのビオレ ソリエスは、日本国内の生産者は少なく、栽培の難しさから生産量も限られている、イチジクの中でも希少な品種。原種は南仏プロヴァンスの「フィグ ド ソリエス」。この品種は古くからフランスで有名で、糖度が18~24度と高く、深い甘味と滑らかな食感が特徴。カットすると、中の白い部分は薄く、赤い部分が多い。
佐渡島は鮑やカキなど海の幸が豊富で、りんごや柿、みかんなどの山の幸も育つ。この恵まれた環境の中で、佐渡の小木町の農家が試行錯誤の末、栽培に成功したのが佐渡の食べる黒い宝石とも呼ばれる黒いちじく「ビオレ・ソリエス」の小木ビオレ―。病害虫に弱く、皮が薄く、柔らかいので、出荷後のあしも早い。無農薬栽培で安心安全、糖度が20度以上にもなるという深い「甘さ」。フレンチのシェフに好まれる高級いちじくで、全国のパティシエたちも絶賛。ねっとりと滑らかな食感で、完熟した味わい。
旬 9月 10月 11月