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おけさ柿

(かき)

様々な楽しみ方ができる、甘くてジューシーな特産物

新潟県で育てられる渋柿の一種「おけさ柿」は、佐渡の代表的な特産物だ。「平核無」と「刀根早生」という品種からなる。名前は、佐渡の民謡「佐渡おけさ」に由来。また、種がないという特徴から、「越後の七不思議」に次ぐ不思議なものとして、「八珍柿」とも呼ばれている。佐渡で栽培されている柿は、面積と出荷量で県内のほぼ70%を占めている。出荷は10月中旬から早生品種の刀根早生(とねわせ)で始まり、10月下旬に平核無(ひらたねなし)に替わったのち11月中旬まで続く。渋抜きされて出荷されるため、店頭に並ぶと甘い柿として楽しめる。オレンジ色の濃さと甘くジューシーでとろけるような舌触りが特徴。種がないので食べやすく、加工のバラエティも豊富だ。柿酒や柿ワイン、またシャーベットにしたものもあり、食後のデザートとしても美味しい。「柿が赤くなると医者が青くなる」という言葉通り、おけさ柿には豊富な栄養が含まれ、1個のおけさ柿には1個のレモンと同じくらいビタミンCをたっぷり含んでおり、ポリフェノールは赤ワインの10倍、お茶の30倍も含まれている。

旬     9月 10月 11月

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おけさ柿
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