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沢根だんご

(さわね 団子)

江戸時代には峠の茶屋で売られていた、佐渡を代表する和菓子

上品な甘さがうれしいひと口サイズのだんご。江戸時代、金山で栄えた佐渡島。金山で掘られた金は、中山峠から沢根集落を通って船積みされた。その峠の茶屋で売られ、大人気となったのが沢根だんごといわれている。江戸時代後期、文化5年(1808年)創業の老舗のだんご屋「お菓子処 しまや」の澤根だんごは、佐渡産コシヒカリと、水車を使って石臼挽きした上新粉を、こねて蒸して、うすでつく。それを清冽な地下水で冷やし、手早くこし餡でくるむとできあがりだ。餡の原料となる小豆も、無農薬の佐渡産なので安心。そのままでもいいが、冷蔵庫で冷やして氷を一片そえて食べると、白玉のような口当たりで後味も爽やか。佐渡の米、佐渡のあんこ、そして佐渡の水と、佐渡産の原料にこだわった、風味豊かで口溶けの良い素朴な味わいの団子。

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沢根だんご
(さわね 団子)
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