自然にあふれた佐渡島に自生するヤブツバキの種から搾りだされた貴重な油脂“椿オイル SADO”。高級な食用油や整髪料として使われている。地元の女性たちを中心に組織された「椿姫の会」の呼びかけによって集まった、300人もの佐渡の人たちが集めた種から抽出された貴重なオイルだ。佐渡の椿は、他の地域と比べると小さめだが、虫がつきにくく、病気に強いといった特性を持ち、自然の状態のまましっかりと育つ。その椿の種から、手間を惜しまずに純粋なエッセンスを搾り出すようにとられたオイルは、匂いがなく、自然の風味をさらっと上品に楽しめると評判。まずはサラダやお刺身にかけて味わってみて欲しい。
SADO椿オイルは、ツバキ科の種子から得られる油脂で、非加熱で加圧することによって、椿の種子から油分を分離する「コールドプレス」という製法で採油されます。この製法は、椿オイル本来の味わいや栄養成分を最大限に保持することができ、高品質な天然の椿オイルが生まれます。
この椿オイルは、オレイン酸が豊富で、リノール酸が低いため、酸化しにくく安定した油脂です。食用として利用できるだけでなく、保湿性が高く蒸発しにくいため、スキンケアやヘアケアにも効果的です。
佐渡はかつて、ツバキ油の生産が盛んで、日本有数の産地でした。しかし、戦後、他の種類の油が普及する中で、椿オイルの生産は途絶えてしまいました。
佐渡のヤブツバキは、厳しい自然環境の中で育ち、成木でもあまり大きくなりません。自生しているため、農薬を使わずに育てられます。