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鯛茶漬け(新潟県)

(たい ちゃづけ)

身が引き締まった鯛にサッとお茶をかけて。味の変化を楽しめる

柏崎市の笠島の沖合いには鯛の産卵場があり、近隣の旅館では古くから鯛料理を提供してきた。鯛飯、鯛味噌など様々なメニューがあるが、近年盛り上がりをみせているのが柏崎名物「鯛茶漬け」。笠島の鯛は成長段階で荒波でもまれ、白身がキュッと引き締められる。程よく脂がのったところで水揚げされるため、抜群の噛み応えと、奥深い味わいがたまらない。お茶漬けに使用する鯛は焼かれたもの、漬けられたものなど様々。さっとお茶をかけることで、さらに味わい深くなる。お茶以外に出し汁を使って仕上げる店もあり、味を食べ比べるのも楽しい。

柏崎は海のまちで、約42kmにわたる海岸線があります。入り組んだリアス式海岸は優れた漁場として知られており、特に笠島沖には鯛の産卵場があります。そのため、柏崎は県内有数の鯛の水揚げ量を誇り、昔から鯛料理の名店が多くあります。

地域全体で鯛料理を盛り上げようと「鯛プロジェクト」が組織されました。地域の協力で『鯛めし』と『鯛茶漬け』の研究が進められ、2013年には「全国ご当地どんぶり選手権」で柏崎の鯛茶漬けがグランプリを獲得しました。これにより、柏崎は代表する名物グルメとなりました。

現在、多くの方々が「柏崎鯛茶漬け」を楽しみに柏崎を訪れています。

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鯛茶漬け(新潟県)
(たい ちゃづけ)

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