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あごだし(新潟県)

(出汁 にいがたけん)

トビウオから作る深みのある旨味と、しつこさのない上質なダシ

佐渡の名産“あごだし”は6月中旬から7月中旬に取れる“飛魚(トビウオ)”を焼いて乾燥させたもの。トビウオの頭、鰭(ひれ)、大骨を取り除いた“開きあごだし”と、丸ごと使った“丸あごだし”がある。下処理をしたトビウオを竹串に刺して、いろりに円を描くように並べ、1本1本、30分ほどかけて焼き、さらに豆炭で15時間ほどかけてじっくり乾燥させる。旨味とコクのある上品なダシがとれ、魚臭や濁りが少ないため、おすましなどにも最適。 地元では、味噌汁、麺類、煮物などに使われるごくポピュラーなダシの一つだ。“あごだし”は水で戻し、煮付けて食べてもいい。少しあぶってそのまま食べると酒の肴にもなる。

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名称
あごだし(新潟県)
(出汁 にいがたけん)

佐渡

新潟県