潮の流れの速い佐渡の小木岬で荒波に揉まれて育った小木のクロアワビは、収穫量も少なく高級品として取引されている。江戸時代から続くと言われる「磯ネギ漁」と呼ばれる「たらい舟」や磯舟での漁を行っており、水深5~15mの海底から専用の「アワビヤス」と呼ばれる長い棹で1個ずつはがして獲る。慣れていない人がするとアワビの身に傷がついて品質が落ちてしまうため、アワビ漁は漁師の中でもプロ中のプロでないと獲れない。冬には身が引締まり、産卵のために栄養を蓄えているので旨味ものってますます美味しさを増すそうだ。
旬 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月