長岡・三条・柏崎にはえんま市、石地海岸、赤坂山公園などの観光スポット、流鏑馬、長岡まつり、梅まつりなどの観光イベント、イタリアン、おにぎりなどのご当地グルメがあります。
美しい海岸線が続き、日本海の恵み豊かな「柏崎市」。城下町として栄え、現在県内第2位の都市である「長岡市」。長岡市は、河井継之助や小林虎三郎、山本五十六などの偉人を数多く輩出した地であることでも有名ですが、日本酒の蔵元が多いことでも広く知られています。
上越新幹線と北陸自動車道が通る交通の要所「三条」は、金属製品製造業が盛んな町です。
柏崎・長岡・三条エリアには、雄大な自然、寺院・教会、史跡、美術館・博物館、アウトドア・スポーツ施設、温泉など地域性豊かな観光スポットが多数あり、見る、遊ぶ、食べる、買う、浸かると丸ごと楽しむことができます。
国内のトリックアート第一人者である剣重和崇氏が創設した「SOWA美術館」は、国内では数少ないトリックアート美術館です。ヨーロッパの名画の模写を中心に展示してあるので、一度は行って見たい、という人も多く「SOWA美術館」を目当てにこの地を訪れる人も少なくないようです。
恋愛成就のスポットとして有名な「恋人岬」。設置されている棚に二人で鍵をつけると将来結ばれると言い伝えられていてデートスポットとして若者を中心に人気がありますが、日本海に囲まれた断崖の岬にあり、福浦海岸を一望できる絶景のロケーションということで恋人同士だけでなく、眺望を目的に訪れる人も後を絶ちません。
見る、食べる、泊まるを満たしてくれるのが「日本海フィッシャーマンズ・ケープ」です。日本海フィッシャーマンズ・ケープは、魚介を販売する日本海鮮魚センターをはじめ、レストラン、ホテル、博物館まで入った複合型観光スポットです。
柏崎・長岡・三条で美味しいものを、と思うとやはり新鮮な海の幸か全国的にも有名な「へぎそば」、と頭を過ぎる人も多いと思いますが、実はラーメンも有名です。
「あっさり極細ラーメン」「燕三条背脂ラーメン」「しょうが風味のラーメン」「割りスープ味噌ラーメン」は4大ラーメンと地元で認知されています。海産物やおそばもいいですが、旅の思い出にご当地ラーメンを頂いてみるのもいいかもしれませんね。
しょうがやゆずの皮、ねぎ、ごま等をあわせて味付き味噌を作り、中央をくぼませた円盤状のご飯にぬってこんがりと焼いたものが”けんさ焼き”。熱いお茶や湯を注いでお茶漬けにしてもおいしく食べられる。”けんさ焼き”は、昔から米作りと縁が深い新潟県で、米に対する感謝の気持ちの表現する郷土料理として伝わっている。現在でも、新米の収穫を祝う行事食や、正月の夜に食べられる料理となっており、地元民にとってひときわ大切な料理となっているようだ。 「けんさん焼き」は、おにぎりにしょうが味噌や甘味噌などを塗って焼いた地元の料理です。別名を「けんさし焼き」「けんしん焼き」「けんさ焼き」ともいいます。 その名前の由来は...»
ごはんの上に鯛の身をのせ、温かい出汁をかけて食べる柏崎鯛茶漬け。柏崎市の和食料理店、ホテル、割烹、レジャー施設、旅館、市内に所在する北陸自動車道のSAなどで提供される料理だ。のせる鯛の身は、刺身・焼き身・漬け・香り揚げとお店によって異なる。薬味や出汁の味にもお店の個性が光る。 【歴史・由来】柏崎市は42キロメートルの海岸性線を持ち、岩場のリアス式海岸は良好な漁場として知られている。笠島沖に鯛の産卵場があり、鯛の水揚げ量は県内トップクラス。近隣の旅館では古くから鯛料理を提供してきた。 【おすすめの食べ方】出汁をかける前に「鯛めし」を一口味わい鯛本来の味を感じた後、出汁をかけて薬味とともに食べ...»
新潟県のほぼ中央に位置し、四方を山に囲まれた長岡市栃尾。限りなく新鮮な水と肥沃な土地で育った大豆で仕上げた油揚げ(地元ではあぶらげという)は、その大きさにも驚かされる。昔から馬のわらじに例えられるほどで、長20cm、幅6cm、厚さ3cmもある。それゆえ芯までふっくら揚がるように二度揚げされる。一枚一枚串に刺して油切りをするので、は真ん中に穴があいている。これはより美味しく仕上げるための栃尾独特の伝統技である。江戸時代からの伝統と歴史のあるソウルフード。「栃尾揚げ」「ジャンボ揚げ」などとも呼ばれている。サクッとした食べごたえ、弾力ある歯ざわり、淡泊な風味と香ばしさが特徴。...»
柏崎市の笠島の沖合いには鯛の産卵場があり、近隣の旅館では古くから鯛料理を提供してきた。鯛飯、鯛味噌など様々なメニューがあるが、近年盛り上がりをみせているのが柏崎名物「鯛茶漬け」。笠島の鯛は成長段階で荒波でもまれ、白身がキュッと引き締められる。程よく脂がのったところで水揚げされるため、抜群の噛み応えと、奥深い味わいがたまらない。お茶漬けに使用する鯛は焼かれたもの、漬けられたものなど様々。さっとお茶をかけることで、さらに味わい深くなる。お茶以外に出し汁を使って仕上げる店もあり、味を食べ比べるのも楽しい。 柏崎は海のまちで、約42kmにわたる海岸線があります。入り組んだリアス式海岸は優れた漁場とし...»
70年以上の歴史を持つ「三条カレーラーメン」は、メニューとして提供している店舗が70店を越えており、三条はまさに「カレーラーメン王国」。スープ全体がカレーになっているタイプとラーメンにカレーをのせたタイプがあり、最近ではつけ麺風や冷やしカレーラーメンなども登場しているようだ。また何十種類ものスパイスをブレンドしたり、ラードから作った自家製ルーを使うなどお店によって様々な工夫がされている。食べれば食べるほど、色々な味のバリエーションに引き込まれるメニューである。お店ごとの違った味をぜひとも堪能したい。三条市は古くから金物のまちとして栄え、鍛冶職人たちは昼食を食べる時間もないほど多忙だったそうだ。...»
新潟県の中部、中越地方に位置する県下第2位の人口を誇る長岡市のご当地ラーメン。長岡系ラーメン、生姜醤油ラーメン、長岡流ショウガ醤油ラーメン、長岡ラーメンとも呼ばれ、醤油生姜ラーメンの名の通り、豚ガラでとった脂多めの醤油味と生姜の風味が香る独特なスープ、柔らかめのチャーシューがのっているのが特徴である。 その発祥は諸説あるが、1960年代後半に長岡市内に出店した「青島食堂」がその発祥だと言われている。それまで長岡市内で主流だった支那そばから、生姜をきかせた豚ガラ醤油スープに、ほうれん草と薄切りチャーシューがたっぷりのったラーメンは、すぐに長岡市民をとりこにした。その為、長岡系ラーメンのことを地...»
サバサンドはトルコの名物で、屋台などで販売されているファーストフード。1997年にトルコで味わったサバサンドを日本に持ち帰り、広めたことから柏崎のサバサンドが誕生し、ハイブリッドなご当地グルメとなった。から揚げ粉を付けたサバを油で揚げ大きなパンに挟み、たっぷりのタマネギ・ レモン汁・塩コショウをふって好みの味に調整。酸味が美味しさを引き立てる。カリッと揚げた脂ののったサバともちもちのパンの相性も抜群。日本人向けに改良したファーストフードをアツアツのうちに召し上がれ。...»
おろした大根と打ち豆を、砂糖と酢でやわらかく煮たもの。酢を使っているので日持ちがし、寒い冬の保存食として、正月などにも活躍する一品。低カロリーで高たんぱく質の「打ち豆」をはじめ、野菜や酢など、栄養面でも優れた食材を使ったヘルシー料理。ほんのりとした酸味が素材の美味しさを引き立てる。大根と人参をうすい短冊切りにし、塩水に漬けしんなりさせ、打ち豆と千切りにしたしいたけ、油ぬきした油揚げなどと一緒に煮て作る。...»
香ばしいくるみの甘露煮が入った、新潟県の伝統的な巻寿司。太巻きの具といえば、玉子焼き、かんぴょう、きゅうり、おぼろ、などが一般的だが、新潟県の太巻きは、これらに加えて、欠かせない材料としてくるみがあげられる。これは、冷凍技術が発達していない時代に生魚が貴重だったことから、魚を使わない寿司のひとつとしてうまれたのではないかといわれる。味噌(またはしょうゆ)、砂糖、みりんで甘く煮たくるみは、他の具とよくあい、酢飯との相性も抜群。子供のおやつや食事にもおすすめの一品だ。...»
洋食器の町、燕市や三条市を中心に広まったご当地ラーメン。名称は様々で、燕三条背脂ラーメン、燕背脂ラーメンなどとも呼ばれる。表面を覆うように豚の背脂がたくさんのっていて、煮干しの出汁が効いた濃口醤油スープの魚介系ラーメンで、うどんのような極太麺が特徴。こってりまろやかではあるけれど、ベースは魚介系のため、そこまでくどい感じは少ない。背脂は、小油、中油、大油以外にも鬼油などがある。長ネギではなく、玉ねぎのみじん切りが使われることが多い。 このラーメンの原点は、1932年に中国出身のラーメン屋台の店主が作るラーメン。洋食器産業の工員に出前のラーメンを提供し始め、工員の要望に応えて、味を濃くし、バラ...»
長岡で長く愛されソウルフードともいわれている洋風カツ丼、通称「洋カツ」。ごはんの上には豚カツがのっており、その上からトロッとした洋風のソースがかかっている。1931年(昭和6年)創業の洋食レストラン「小松パーラー」が発祥で、進化の過程で大きく、“洋食系”と“食堂系”に系統が分かれる。洋食系”は、ケチャップベースのソースを使用した昭和レトロな味わいが特徴。“食堂系”は、デミグラスソースがたっぷりかかった、胃袋を満足させるガッツリ系の味わい。どちらも違ったおいしさがある「洋風カツ丼」をぜひ食べ比べていただきたい。長岡市内の食堂、ラーメン屋、居酒屋などで個性豊かな洋風カツ丼が楽しめる。...»
新潟では、冬の常備菜として普段の食卓に上る「煮菜」。体菜(たいな)という冬野菜を塩漬けしたものを、油揚げや人参など、家庭によって様々な具と一緒に煮て作る。体菜とは、明治初期に政府が奨励野菜として中国から輸入したものだと言われ、チンゲンサイを一回り大きくしたような風貌。いわゆる漬菜と言われ、大抵は塩漬けにして食べる。冬に青物野菜が不足する雪国では体菜の塩漬けがとても貴重で、冬の間、塩出ししては料理に利用される。 「煮菜」は、新潟県の伝統料理で、塩漬けにした菜っ葉を煮込んだ料理です。主に体菜(たいな)という野菜が使われます。体菜は、中国から導入された品種が新潟で改良され、地域の料理に広く使われて...»
サワラなどとともに「春告げ魚」と呼ばれて釣り客から親しまれているのがメバルだ。新潟では”赤バチメ”とも呼ばれていて、大きいものでは30センチを超えることもあるという。白身魚が持つ淡白な味のイメージとは異なり、その身には脂がのっていて、プリプリとして甘い。煮付けや塩焼き、干物のほか、鮮度のいいものは「最上級の味わい」と評される刺身にするのがおすすめだ。頭や中骨はアラ汁にするなど、余すとこなくメバルの美味しさを堪能したい。 旬 10月 11月...»
1716年に創業した蔵元から酒造りが続く「関原酒造」。酒にふわりとした甘口が得られる「うるち四段」といわれる四段掛けの技術を開発したといわれる杜氏や、数々の賞を受賞した杜氏など、稀代の名杜氏の技を現代に受け継ぐ蔵。「酒は生きもの、愛情をもって育てれば必ず答えてくれる」との信念をもって酒造りに励んでいる。「越後長岡藩」は、酒淡麗で、ほのかな含み香を持つ辛口の酒。吟醸・特別純米・大吟醸と揃っている。純米酒は、よく冷やすとキレの良さを、人肌程度に温めるとふくらみのあるふくよかなコクが楽しめる。...»
年間の昆布消費量が全国一位の富山県で、おやつの定番といえば昆布のおかき。富山で作られる上質なもち米をつかったもっちりとしたおかきに昆布の旨味が広がる。お土産店やスーパーの店頭など、比較的どこでも購入できる。いろいろなメーカーから多くの種類が販売されているので、お気に入りの一袋を見つけたい。 菓匠逸品 昆布おかき 1935年の創業の「株式会社 北越」の製造する昆布おかきは、国産もち米100%使用。米粒から蒸し上げることで米本来の風味を引き出した餅生地に、もちに北海道産昆布を練り込み、数日かけてゆっくり乾燥させて、昆布の香りと風味を大切に焼き上げたおかき。 味の追求 真昆布おかき 昭和22...»
越乃雪は、長岡産のもち米の寒晒粉と徳島の和三盆糖を組み合わせた押し菓子で、金沢の「長生殿」と松江の「山川」と共に日本三大銘菓の一つとされています。このお菓子は安永7年(1778年)、初代大和屋が病気の長岡藩九代藩主・牧野忠精に贈ったことで知られています。その後、忠精が回復すると、大和屋に感謝し、「越乃雪」という名前を贈りました。 越乃雪本舗 大和屋の「越乃雪」は、一粒は約2㎝ほどで、口に入れるとすぐに溶け、雪のように儚い。上品な甘さが口いっぱいに広がり、深い余韻が残ります。 200年以上の歴史がある中で製法や素材は変わっていません。和三盆糖は水分を多く含んでおり、一般的な和菓子に使われるも...»