村上・新発田には月岡温泉、諏訪神社、清水園などの観光スポット、村上大祭、胎内星まつり、六斎市などの観光イベント、イタリアン、おにぎり、へぎそばなどのご当地グルメがあります。
かつて村上藩の城下町として栄えた村上には、現在も武家町、商人町の面影が残っています。また、江戸時代に新発田藩の城下町として栄えた新発田にも村上と同様に、当時の面影が今もなお町の至る所に残っています。
三階櫓と辰巳櫓が復元された「新発田城」、下級武士の住居であった「足軽長屋」は国の重要文化財にもなっていていますし、観光スポットとしても人気があります。新潟と会津若松を結ぶ阿賀野川ライン「SLばんえつ物語号」は例年4月~11月の週末を中心に運行されていて観光の手段として人気があります。
村上・新発田・阿賀野エリアには自然も多く残されているので「阿賀野川ライン舟下り」や「奥阿賀遊覧船」で渓谷の自然美を堪能するのもおススメです。阿賀野川ライン舟下りの乗り場は、三川駅からゆっくり歩いても5分ほどのところにあります。
四季折々様々な顔を見せてくれる渓谷はいつ見てもきっと満足のいくことと思います。ちなみに、冬は夏の下船場から「雪見船」が出ているので一年中楽しむことができますよ。
「奥阿賀遊覧船」は、新緑の季節もいいですし、真夏は気分も爽快。紅葉がキレイな秋もおススメですが、雪が舞う船旅というのも乙なものです。冷暖房も完備されていますし、お座敷(畳敷き)になっているので、赤ちゃんや小さなお子さんと一緒でも、ゆっくり&のんびり四季折々の景色を堪能し船旅を楽しむことができます。
エリア内には、「清水園」「足軽長屋」「「新発田城」「諏訪神社」「五十公野御茶屋」「長徳寺」など歴史を感じることができる貴重な施設や神社仏閣が色々とあります。
村上・新発田・阿賀野ラインには、見る、遊ぶ、体験できる観光スポットは他にも沢山ありますが、新鮮なネタに拘るおすし屋さんや地元食を味わえる美食料理を提供するレストランなどもあり胃袋も満足できるはず。
また、漫画「美味しんぼ」にも登場する銘酒「越乃鹿六」を造っている近藤酒造もあり美味しいお酒を頂くこともできます。
新潟の奥座敷として名をはせた温泉地で、近年は歩きたくなる温泉街を目指して体験型店舗がオープンし、カフェや駄菓子屋、足湯、昔ながらの饅頭屋や酒屋、寿司屋、居酒屋など様々な店舗が軒を連ねる。 美しいエメラルドグリーンの湯色は、入浴剤の色と勘違いする人が多いほど鮮やか。 季節や天気などの気象条件によって湯色が乳白色などに変化する場合もある。昔の人は天気予報の代わりに、温泉の色を見ていたと言われている。 硫黄成分濃度の高さで知られ、その含有量は万座温泉に次ぐ日本で2番目の含有量。温泉街は硫黄の香りが漂い温泉情緒をかもし出している。 温泉発祥地にある「源泉の杜」では飲泉もできる。ただし月岡の飲泉...»
新潟県では端午の節句(5月5日の子どもの日)に笹団子とともに「ちまき」を食べる習慣があり、「アク笹巻き」は村上市山北地区で欠かせない少し異なるチマキ。雑木を燃やして作った灰と水を混ぜた「灰汁(あく汁とも呼ばれる)」にもち米を一晩浸し、水切りして天然の笹で巻いて茹であげる。味付けをしていないものは独特の香りを持ち、慣れないと食べにくいので、きなこや砂糖といった甘いものをつけて食べるのが一般的なようだ。強いアルカリ性の灰汁と笹が持つ防腐作用が雑菌の繁殖を抑え、長期保存が効く保存食として重宝されていたようだ。笹を開くと、光り輝く黄金色のもちが現れる。もちもちとした食感と独特の風味が絶品。...»
港町・岩船の伝統の味である、まんじゅうのような独特の形をした麩。江戸時代後期ごろ、新潟村上市岩船地区にあった岩船港に、大阪から北陸・北海道に至る西廻り海運で物資を運んだ、北前船が立ち寄った事で加工技術が伝わり、製造が始まったと言われている。饅頭のような独特の形で、外はつるりとしていて、中はしっかりとしたコシのある食感。淡白な味わいは、料理の主役ではなくとも、昔から庶民に親しまれてきた味だ。手間を惜しまず作った昔ながらの自然の味は、岩船のお土産としても人気の高い逸品。 岩船麩はおつるつる、でもコシがある、古くから庶民に親しまれてきた味。新潟のお土産としても好評です。テレビ番組にも取り上げられ、...»
新潟県村上市に古くから伝わる名産品“塩漬け鮭”は、ひとつひとつ丹精込めて手作業で作られている。村上では冬になると、各家の軒下に伝統文化である塩引き鮭が吊るされる。越後村上鮭塩引き街道と呼ばれ、村上の冬の風物詩。塩引き鮭は、特徴的な切り方である「止め腹」と呼ばれる、腹の一部をつないだままにする方法で知られる。そして、下げる際には頭を下にするのが習わし。選りすぐりの秋鮭に、こだわりの荒塩を1本ずつ丁寧にすり込み、数日置いた後、水洗いして寒風干しにする。長年の経験から、サケの大きさ、身の具合にあわせて使用する塩の量を加減し、長い時間をかけてアミノ酸発酵、熟成させることで、深い味わいが引き出される。焼...»
川蟹ですが、春から夏にかけて海に出てきて岩場で産卵します。ズガニとも呼ばれ、上海蟹とはかなり近い種類であるため、見た目はソックリ。甲羅が大人のこぶし程の大きさで、それほど大きくはないものの、味は濃く美味。海でとったものは泥臭さがまったくないので、そのまま茹でたり蒸したりして食べます。呉汁にして食べると素晴らしい出汁が楽しめます。 旬 5月 6月 ...»
笹川流れの夏の名産・岩船の天然岩牡蠣。一般的に「牡蠣」と言えば「真牡蠣」。真牡蠣は冬が旬の魚介として親しまれていますが、「岩牡蠣」の旬は夏。資源保護のため、笹川流れの岩牡蠣漁は6~8月の3カ月間に限定されています。山から流れる川が豊富なミネラルを運び、岩ガキが立派に育つ。笹川流れや岩船などで育つ岩ガキは大きくてツヤがあり、プリプリの食感。港から1km離れた岩場に漁師が潜り、ひとつひとつハンマーを使って採っています。透き通るような碧さが広がる「笹川流れ」で採れた天然岩牡蠣を生で贅沢に頬張ると、「海のミルク」の別名にふさわしい濃厚で柔らかな甘さが、口いっぱいに広がります。 生で楽しむほかにも、牡...»
新潟県内で育てられた黒毛和牛で、A-1~C5の15段階に分類される等級付けで、A-3、B-3以上のものに与えられる”にいがた和牛”という銘柄で呼ぶ。”にいがた和牛 村上牛”は、新潟県の村上市、関川村、胎内市で肥育されている黒毛和種で、生産法は”にいがた和牛”と同じだが、A-4、B-4以上のものだけと、より肉質にこだわった銘柄になっており、厳選した自然素材の配合飼料で、愛情と時間をかけて育てられたにいがた和牛(村上牛)は、豊かな風味ととろけるような味わいを持ち、生産者も「ひと味違う黒毛和牛」と自信を持ってすすめる逸品だ。...»
新潟県のブランド牛で、肉の旨みと脂の質にこだわり、まろやかなコクのある味が楽しめるのが”にいがた和牛”。生産履歴が明白になっており、去勢牛、もしくは未経産牛のみというような要件をみたした牛のなかでも、肉質が良いものだけに与えられる銘柄で、最終的に”にいがた和牛”として出荷されるのは年間で約1000頭である。また、”にいがた和牛”の中でも、特に肉質が良いと認定された、村上市、関川村、胎内市で飼育された牛を、”にいがた和牛 村上牛”、新発田市で肥育された牛を”にいがた和牛 新発田牛”(しばたうし)という銘柄をつけている。...»
「旨い村上の鮭」として全国に知られる塩引鮭を、日本海の寒風にさらし、およそ半年間乾し上げる。カチカチになった鮭を薄くスライスし、日本酒に浸してから食すという、古くから新潟県の村上地方に伝わる鮭の逸品。この地方独自の高級珍味だ。寒い地方の保存食として伝えられ、日本酒に浸して食べるところは地酒の豊富な新潟ならではのアイデア。お酒好きな人にはたまらないだろう。生姜やレモン汁を加えると一段と風味が出る。 鮭の酒びたしは、秋の雄鮭を半年間干して、その旨味を凝縮させた逸品です。素材には、厳選した最高品質の秋鮭が使用されます。鮭はまず1週間ほど塩漬けにされ、その後水出し塩抜きを経て塩加減が調整されます。...»
新潟下越エリアでは、祭りには欠かせない屋台菓子。発祥は、明治終期ごろの新発田市で、焼きねり菓子として考案された“蒸気パン”が、その後、“ぽっぽ焼き”と名を変えて下越エリアへと広がっていった。薄力粉に黒砂糖と水、炭酸、ミョウバンを加え、専用の焼き器で焼き上げた、茶褐色で長細いパンのような菓子で、黒砂糖の風味とモチモチとした食感がやみつきに。...»