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村上・新発田

村上、新発田の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

村上 新発田 観光ガイド

村上・新発田の観光・旅行 Info

村上市のおすすめ観光地

1. 村上城跡(臥牛山)

村上城跡は、山頂から村上市街や日本海を望める絶景スポットです。かつて村上藩の居城であった城の石垣が今も残り、日本100名城にも選定されています。春には桜が咲き誇り、多くの観光客で賑わいます。

2. 瀬波温泉

瀬波温泉は、村上市街地から車で10分ほどの場所にある海辺の温泉地です。開湯100年以上の歴史を持ち、海に沈む夕日を眺めながら入る露天風呂は格別。温泉街には海産物や名物「鮭」の加工品を扱う店が並んでいます。

3. 鮭のまち「イヨボヤ会館」

イヨボヤ会館は、日本初の鮭の博物館で、村上の鮭文化を伝える貴重な施設です。実際の川の水中観察や、鮭の一生に関する展示が楽しめ、村上と鮭の深い関わりを学ぶことができます。

4. 町屋の人形さま巡り(春)

3月〜4月に開催される「町屋の人形さま巡り」は、村上旧市街の歴史ある町屋を舞台に開催される人形展示イベントです。江戸時代から伝わる人形や道具が町家ごとに飾られ、風情ある町並みと共に楽しめます。

新発田市のおすすめ観光地

1. 新発田城

新発田城は、国指定史跡であり、「日本三大櫓門」の一つとされる三階櫓が見どころです。現存する表門や石垣が美しく整備され、春は桜の名所としても知られています。城郭ファンにも人気の観光スポットです。

2. 月岡温泉

月岡温泉は、新潟県屈指の名湯で、美肌の湯として有名なエメラルドグリーンの硫黄泉です。旅館や日帰り入浴施設が整っており、温泉街の食べ歩きも楽しめます。

3. 五十公野公園(いじみのこうえん)

五十公野公園は四季を通じて花が楽しめる市民の憩いの場です。特に6月下旬から7月にかけて咲くあやめ(菖蒲)は見事で、全国有数の規模を誇る「あやめまつり」も開催されます。

4. 清水園

清水園は、江戸時代の大名庭園で、新発田藩溝口家の別邸庭園として整備されたものです。池泉回遊式庭園で、四季折々の花や紅葉が美しく、国の名勝にも指定されています。

村上・新発田のグルメガイド

村上市の名産品とグルメ

鮭製品(塩引き鮭・酒びたし)

村上市は、古くから「鮭のまち」として知られ、数百年にわたる独自の鮭文化を誇ります。塩引き鮭は、冬の寒風にさらして干すことで熟成された深い味わいが特徴です。また、鮭の酒びたしは薄くスライスして日本酒に浸していただく伝統料理で、村上の晩酌文化を象徴する逸品です。

おすすめのお店:

千年鮭 きっかわ(村上市小町)では、天井から吊るされた鮭の光景が圧巻。試食や見学も可能で、観光客に人気です。

村上牛

村上牛は新潟県が誇るブランド和牛で、霜降りが美しく、柔らかくとろけるような食感が魅力。村上市内のステーキ店や旅館で味わうことができます。

おすすめのお店:

レストラン 江戸庄では、村上牛のステーキ・すき焼き・しゃぶしゃぶを堪能できます。

黒酢・味噌・地酒

村上には、老舗の酢蔵や味噌蔵も点在しており、伝統製法でつくられる調味料はお土産としても人気。
また、地元の酒蔵「大洋酒造」では、村上の軟水で仕込んだ芳醇な日本酒が造られており、試飲や購入も可能です。

新発田市の名産品とローカルフード

アスパラガス・枝豆

新発田市は、アスパラガスや枝豆の栽培が盛んな地域として知られています。特に「やわ肌ねぎ」や「味方あさがお」など、地場産の野菜が高く評価されています。

新発田牛・米料理

新発田産の新発田牛や、コシヒカリを使ったごはん料理も絶品。定食スタイルの地元食堂や割烹で、地産地消のメニューを味わうことができます。

おすすめのお店:

旬食・ゆ処・宿 喜芳(きよし)では、新発田牛を使用した料理や季節の野菜を使った懐石風の定食が人気です。

清酒「菊水」「王紋」

新発田市には、菊水酒造市島酒造などの老舗酒蔵があり、新潟の米と水で仕込まれる日本酒は多くのファンを持ちます。
特に「ふなぐち一番しぼり」は、缶入り生原酒の先駆けとして全国的にも有名なお土産です。

人気のお土産

村上の伝統菓子「甘酒饅頭」「鮭せんべい」

昔ながらの甘酒饅頭や、鮭の粉を練り込んだ鮭せんべいは、村上市のお土産として定番。どちらも日持ちしやすく、職場へのお土産にもぴったりです。

新発田の和菓子「清水堂の生どら焼き」

清水堂生どら焼きは、ふわふわの生地にたっぷりの生クリームと餡が挟まった絶品スイーツ。地元の人にも観光客にも人気のある逸品です。

村上・新発田の季節の祭り・イベント

村上市の代表的な祭りとイベント

村上大祭(むらかみたいさい)

開催時期:毎年7月6日・7日
概要:村上市の重要無形民俗文化財に指定されている伝統的な祭りです。江戸時代から続く19台の豪華な屋台(山車)が市街地を巡行し、町全体が祭り一色に染まります。屋台には精巧な彫刻や幕が施され、昼と夜で異なる趣を楽しめます。

特徴:

村上独特の「屋台揃い踏み」は圧巻の光景。夜には灯籠が灯り、幻想的な雰囲気に包まれます。観光客でも参加できる場面もあるため、交流の機会としてもおすすめです。

村上茶まつり

開催時期:6月頃(初夏)
概要:新潟県で唯一の本格的な茶どころである村上市では、「村上茶」の魅力を伝えるイベントが行われます。茶席体験や茶摘み体験、抹茶スイーツの販売なども実施され、ファミリー層にも人気です。

新発田市の代表的な祭りとイベント

新発田まつり

開催時期:毎年8月27日〜29日
概要:新発田市最大の祭礼で、400年以上の歴史を持ちます。勇壮な「台輪(だいわ)」と呼ばれる山車が市街地を練り歩き、祭りのフィナーレには「帰り台輪」と呼ばれる熱狂的なクライマックスが展開されます。

特徴:

新発田まつりの特徴は、祭りの最終日の夕刻に行われる「帰り台輪」。巨大な台輪が威勢の良い掛け声とともに町を巡り、熱気と興奮が最高潮に達します

城下町しばた全国雑煮合戦

開催時期:毎年1月(新春)
概要:全国から雑煮自慢の店舗が集まり、ご当地雑煮を競い合うユニークなイベント。地元の雑煮文化を味わえるほか、食文化交流の場としても賑わいます。

その他の地域イベント

笹川流れ夕日観賞会(村上市)

開催時期:夏季(7月〜8月)
概要:日本海に沈む夕日が美しい笹川流れで開催される観賞イベント。遊覧船で夕日を海上から眺める特別なツアーなども用意され、カップルやファミリーに人気です。

月岡温泉あしゆまつり(新発田市)

開催時期:不定期(春〜秋)
概要:新発田市にある月岡温泉では、足湯や縁日、ライブイベントを楽しめる祭りが行われます。地酒や温泉スイーツも楽しめ、観光と癒しを一度に体感できます。

村上・新発田地域の特色

伝統と自然、食文化が融合したエリア

村上・新発田エリアは、歴史的な城下町文化が色濃く残る一方、鮭や日本酒、和菓子などの豊かな食文化も魅力です。また、海・山・川の自然に囲まれており、四季折々の風景と調和した祭りやイベントが、地域住民と観光客の交流の場となっています。

観光客も体験できるイベントが多い

この地域の祭りは地域外からの参加者や見物客に対して開かれており、踊りへの参加や屋台体験、試食イベントなど、体験型の催しが充実しているのも特徴です。

村上・新発田の気温・天候

春(3月〜5月)

平均気温:3月:約6℃、4月:約11℃、5月:約17℃
特徴:寒さが和らぎ、徐々に暖かくなってくる季節です。新潟特有の冬の名残で3月はまだ肌寒いですが、4月になると桜が咲き始め、各地で花見が楽しめます。新発田城の桜や村上の公園での観賞がおすすめです。

服装の目安:

3月は厚手のコートが必要ですが、5月には軽めのジャケットやカーディガンで過ごせる日が多くなります。

梅雨(6月〜7月上旬)

平均気温:6月:約21℃、7月上旬:約24℃
特徴:新潟県は太平洋側に比べると梅雨入りがやや遅く、期間も短めですが、しとしとと長雨が続く日もあります。湿度が高くなり、蒸し暑さを感じる日も増えてきます。

旅行の注意点:

折りたたみ傘やレインコートを準備すると便利です。観光施設によっては混雑が少なく、静かな時間を楽しめる穴場シーズンでもあります。

夏(7月中旬〜8月)

平均気温:7月:約26℃、8月:約29℃
特徴:夏は蒸し暑くなることが多く、フェーン現象の影響により気温が急上昇する日もあります。日中の暑さが厳しい一方で、日本海に面しているため、夕方から夜にかけては比較的涼しく感じられる日もあります。

服装の目安:

通気性の良い服装、帽子や日傘の携帯をおすすめします。熱中症対策を意識して、水分補給もこまめに行いましょう。

秋(9月〜11月)

平均気温:9月:約24℃、10月:約17℃、11月:約11℃
特徴:紅葉が美しく映える季節であり、弥彦山荒川峡などの自然スポットが観光に最適です。9月はまだ暑さが残りますが、10月以降は爽やかな秋晴れの日が多く、散策にもぴったりの気候です。

服装の目安:

長袖シャツや薄手のジャケットが活躍します。11月は冷え込む日もあるため、ニットやコートも準備しておくと安心です。

冬(12月〜2月)

平均気温:12月:約5℃、1月:約2℃、2月:約3℃
特徴:冬の村上・新発田は日本海側特有の雪と曇天が多い季節です。積雪量は平地でも多くなることがあり、車での移動にはスタッドレスタイヤやチェーンが必須となる場合もあります。

雪景色と冬の魅力:

雪化粧された村上の城下町や、月岡温泉などの温泉地でのんびり過ごすのも冬の魅力です。防寒対策は万全に整えましょう。

雨・台風に関する特徴

年間降水量と特徴

村上・新発田は年間を通じて降水量が多く、特に冬は降雪、夏は豪雨に注意が必要です。太平洋側と比べると、曇天の日が多く、晴天率はあまり高くありません。

台風の影響

台風の通過は少ないですが、影響が出るのは主に夏から秋。大雨や強風による交通機関の乱れが起こることもあるため、旅行前には天気予報をチェックするのが望ましいです。

春先の「黄砂」や「花粉」

中国大陸から飛来する黄砂やスギ・ヒノキの花粉が観測されることがあり、春先はアレルギー対策もある程度必要となります。

村上・新発田へのアクセス

鉄道でのアクセス

東京方面から

上越新幹線と在来線を利用するルートが便利です。

アクセス例:

東京駅から上越新幹線「とき」号新潟駅まで約2時間
新潟駅からはJR羽越本線に乗り換え、新発田駅:約40分村上駅:約1時間10分

仙台方面から

山形新幹線・羽越本線経由が代表的です。

アクセス例:

仙台駅から山形新幹線で新庄駅へ(約2時間)
新庄駅から羽越本線経由で村上または新発田まで向かうことが可能(合計で4〜5時間程度)

車でのアクセス

関東方面から

関越自動車道を利用し、新潟方面へ。
新潟中央JCTから日本海東北自動車道へ分岐し、新発田ICまたは村上瀬波温泉ICで降りると便利です。

所要時間の目安:

東京から村上:約5時間/新発田:約4時間30分(渋滞を除く)

長野・富山方面から

北陸自動車道経由新潟中央JCTを目指し、そこから日本海東北道で北上。

飛行機でのアクセス

新潟空港を利用

新潟空港から新発田市や村上市へは車や電車での移動が必要です。

空港からのアクセス:

新潟空港から新発田:空港リムジンバス+羽越本線経由で約1時間半
新潟空港から村上:同じく約2時間程度

高速バスでのアクセス

東京方面から

池袋駅・バスタ新宿から新潟・新発田・村上行きの高速バスが運行されています。

所要時間:

東京〜新発田:約5時間半〜6時間
東京〜村上:約6〜6時間半(道路状況により変動)

フェリーでの連絡(佐渡から)

村上市は佐渡汽船両津港との海上交通の拠点にもなっています。夏季など観光シーズンには、定期便や観光船の発着がある場合もありますので、事前に時刻表をご確認ください。

村上・新発田の移動手段

公共交通機関での移動

JR羽越本線

村上駅〜新発田駅を結ぶJR羽越本線が、地域の主要な鉄道路線です。
普通列車で約45〜50分程度の所要時間で、途中に「坂町駅」「中条駅」などの中間駅もあります。

おすすめポイント:

鉄道駅の近くに観光施設や町の中心地があるため、徒歩での観光にも便利です。また、新潟駅から新発田・村上方面へのアクセスも良好です。

路線バス(新潟交通・新発田市営バスなど)

新発田市・村上市内には路線バス網が整備されており、主要施設や住宅地、観光名所を結んでいます。
例:新発田駅から「月岡温泉」行きバスや、村上駅から「瀬波温泉」行きのバスなどがあります。

注意点:

運行本数は都市部に比べて少なめのため、時刻表の事前確認がおすすめです。

タクシーの利用

駅前や温泉地周辺で利用可能

村上駅、新発田駅、瀬波温泉、月岡温泉周辺にはタクシーが常駐しており、移動が楽にできます。
温泉地〜駅間、観光スポット間の移動に便利です。

おすすめ利用場面:

路線バスがない早朝や夜間、またはグループ旅行など、柔軟に移動したいときに活用されます。

レンタカーでの移動

自由な観光におすすめ

JR新発田駅・村上駅周辺には複数のレンタカー営業所があります。公共交通ではアクセスしづらい、山間部や海岸沿いの観光地を巡る際に便利です。

代表的な観光地:

笹川流れ(村上市)
岩船港、胎内市のチューリップ畑
月岡温泉や内の倉ダム(新発田市) などへアクセス良好

自転車での観光

レンタサイクルサービス

新発田市や村上市では観光用のレンタサイクルが提供されているエリアもあります
特に村上市では、「村上ぷらっとバイク」などの名称で電動アシスト自転車も利用可能です。

おすすめエリア:

・村上駅〜瀬波温泉までの海岸ルート
・新発田駅周辺の市街地や月岡温泉
地元の雰囲気を肌で感じながらゆったり観光が楽しめるのが魅力です。

村上・新発田の観光コース

1日目:村上エリアを満喫する歴史と自然の旅

午前:村上城跡と町屋巡り

村上駅から徒歩約15分の場所にある「村上城跡」は、かつての城郭の風情を残す場所です。展望台からは、村上市街と日本海を一望できます。
その後は、「町屋の人形さま巡り」や、「村上町屋商人の館」を訪れ、歴史と文化を感じる町並み散策がおすすめです。

昼食:鮭料理の名店でご当地グルメ

村上といえば「鮭のまち」。
「井筒屋」や「千渡里」などの郷土料理店で、鮭の酒びたしやはらこ飯などを堪能できます。

午後:瀬波温泉で海辺の癒し

町中からバスまたは車で10分の「瀬波温泉」は、日本海を望む絶景の温泉地です。
温泉街の足湯や海辺の散策を楽しみながら、夕暮れ時の海に沈む夕日を満喫できます。

2日目:新発田エリアの歴史と温泉を巡る旅

午前:新発田城と清水園の見学

新発田駅から徒歩圏内にある「新発田城」は、三階櫓と屋根の鯱(しゃちほこ)が見どころの江戸時代の名城です。
すぐ近くの「清水園」は、回遊式庭園の美しい景観が楽しめ、ゆったりとした時間を過ごせます。

昼食:新発田の城下町グルメ

駅周辺や旧城下町には、地元食材を使った和食やラーメンの名店があります。
特に「とん汁ラーメン」や「越後もちぶた」を使った料理が人気です。

午後:月岡温泉で至福のひととき

新発田駅から車で約20分の「月岡温泉」は、「美人の湯」と称される緑がかった硫黄泉で知られています。
温泉街には、スイーツや足湯スポットも充実しており、女子旅やカップル旅にもおすすめです。

3日目:周辺エリアで自然を満喫

胎内市や阿賀野市への足のばし旅

時間に余裕がある方は、村上・新発田から車で1時間以内のエリアにある「胎内高原」や「瓢湖(ひょうこ)」も訪れてみてはいかがでしょうか。
特に瓢湖は冬季に数千羽の白鳥が飛来することで有名です。

地元のお土産購入

村上の鮭加工品、新発田の清酒や和菓子、月岡温泉のコスメなどは、お土産にぴったりです。
道の駅や温泉街、駅前の観光施設などで購入できます。

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